|池袋の歴史を感じる場所六ツ又子育地蔵尊と六ツ又交差点について|
この記事では、池袋の春日通り沿い帝京平成大学の真ん前にある「六ツ又子育地蔵尊」と「六ツ又交差点」について記載します。

該当の場所は以下マップのとおりです。
1.六ツ又子育地蔵尊

こちら、池袋駅東口から徒歩12分ほど、春日通り沿いの帝京平成大学の前庭の敷地にあります。広い敷地の道沿いの真ん中あたりにポツンとあります。
こちらの土地は、帝京平成大学になる前は豊島区立自習尋常小学校があったようです。
花などの様子を見ると、地域の方に大切にされていることがわかります。

六ツ又子育地蔵尊は以前は六ツ又交差点付近にありましたが、高速道路工事に伴い現在の位置に移されたようです。
こちらは子育地蔵尊ということですが、村の境目の交差点や道等には古くから、村の外部から疫病や厄災が侵入するのを防ぐ「塞の神」としての役割の道祖神や神社、お地蔵様などがお祭りされている場合があります。
六ツ又交差点付近は、以下の古地図を確認すると巣鴨村と池袋村の境目に近く「塞の神」との関連性が気になりますが、今回は調べても答えに辿り着けませんでした。
画像出典元:東京公文書館デジタルアーカイブ江戸明治期資料「豊島郡 巣鴨村図 共十六枚之内」より部分抜粋(現地名等を赤字、青字で補足しました)
2.六ツ又交差点

春日通りにある、六ツ又交差点手前の青看板です。
六ツ又交差点はとても大きな道が複雑に交差しており、激しい車の往来を見ることができます。国道254号(川越街道)は成増、川越方面へ続いています。
こちら「今昔マップon the web」という古地図と現在の地図を同時に見ることができるとても興味深いサイトとなっており、左の古地図(1896~1909年)と、右の現在の地図を比較すると国道254号線(川越街道)はこの時点ではすでに存在しいますが、明治通りはまだないようです。
都道305号線(この辺り区間は明治通り)は関東大震災後の大正12年に整備が開始されました。
左の古地図を見た限りではY字路だったように見えます。
六ツ又交差点は2024年大阪の長居交差点と並んで「日本一危ない交差点」となってしまっているようです。
3.最後に
地図を見て思いましたが、ここ100年近くで大きな幹線道路や首都高などができたことによって、風景が目まぐるしく変化している様子がわかります。
現在、六又交差点は2023年から改良工事が開始されているようで、安全確保が図られるようです。
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