【池袋のレトロスポット都電荒川線沿いを散歩】

|池袋のレトロスポット都電荒川線沿いを散歩|

この記事では、昔から池袋にあるレトロさを感じられる都電荒川線沿いを散歩した様子をご紹介いたします。複数種類の都電車両と出会うことができました。

散策の範囲は以下マップのとおりです。

1.都電荒川線

撮影:池袋ジャーナル

基本情報
【池袋近郊の駅】
東池袋四丁目、都電雑司ヶ谷、鬼子母神前
【開業】
1911年8月20日
【運用者】
東京都交通局
【線路距離】
12.2km
【公式サイトURL】
撮影:池袋ジャーナル

こちらは鬼子母神前駅付近の踏切の様子です。濃いブルーにクリーム色のラインがレトロでおしゃれなデザインの車両が停車していました。

今回基本的に池袋近郊の都電荒川線沿いの道を散策しましたが、横を通る車両の種類やカラーリングのバリエーションが多く楽しませてくれます。こちらは7700形の車両となります。東京都交通局の公式サイトに車両ギャラリーのページがあるのでご興味のある方はご覧ください。

【車両ギャラリーページURL】
撮影:池袋ジャーナル

鬼子母神駅のすぐ近くに鬼子母神堂への参道があります。鬼子母神の鬼の字の表記にはツノがありませんがこちらは、かつて鬼であり人間の子供を食べていた鬼子母神が釈迦に末の子を隠され諭されたことをきっかけに改心し子安、子育ての神となった伝説に由来しております。

また、鬼子母神駅は「きしぼじん」ですが鬼子母神堂は「きしもじん」と読むようです。

【鬼子母神公式URL】
撮影:池袋ジャーナル

東池袋方面へ少しだけ進むと、こちらの休憩スペースがありました。こちらの広場は「NPO法人雑司ヶ谷ひろばくらぶ」さんが管理されている場所となります。

雑司ヶ谷ひろばくらぶさんは、雑司が谷公園をはじめとした雑司ヶ谷近辺の広場複数箇所の清掃管理や、サロンなどの開催、地域の見守り活動などをされており地元の人々が心地よく安全に生活できることに尽力されています。

 

【雑司ヶ谷ひろばくらぶ公式URL】
撮影:池袋ジャーナル

線路沿いの道沿いには大鳥神社があります。1712年鬼子母神堂内に創建とされており神仏分離令によって現在の場所に移られたようです。

その昔、千登世橋に近にあった出雲藩下屋敷で藩主松平公の嫡男が天然痘にかかった際に鷺明神に祈ったところ治癒したという逸話が東京都神社庁のHPに記載されていました。

【東京都神社庁公式URL】
撮影:池袋ジャーナル

大鳥神社から見て都電の線路の向こう側に来ました。写真に写っているのは8900形です。面の丸みがあまりなくスッキリしたかっこよさのある形と落ち着くカラーリングの印象です。

撮影:池袋ジャーナル

こちらは都電荒川線の都電雑司ヶ谷駅となっています。

東京メトロ副都心線の雑司ヶ谷駅は鬼子母神駅と同じあたりにありますが、都電雑司ヶ谷駅はそこから徒歩7分ほど離れた、雑司ヶ谷霊園付近にあります。

停車中の車両は8500系だと思われます。どこか落ち着くカラーリングです。

撮影:池袋ジャーナル

池袋から少し離れるとこのような緑がある落ち着いた風景を見ることができます。

撮影:池袋ジャーナル

都電雑司ヶ谷駅付近の踏切の向こうには雑司が谷交番が見えます。

写真の車両は8800系となります。7700系とは異なる現代的なデザインと紫のカラーリングが個性的でかっこいい車体となっています。

2.最後に

散策は少しの時間でしたが複数種類の都電の車両と出会うとことができました。どの車両も可愛く、まだ出会えていない種類の車両もあるのでまたの機会に散策してみたいと思っています。

池袋近郊の都電沿いはどこか下町のような、または江戸の文化の名残ような雰囲気がまだ残っており魅力を感じました。

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